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相場格言に、「麦藁帽子は冬に買え」という言葉があります。
これからの時期、寒さが厳しくなる気配があると冬物衣料が売れ出します。ところが、寒い時には夏物用品を買おうとする人はいません。冬休みに暑い南国へ旅行するため夏物用品を買いにいっても、まず品物がないのが普通です。
季節はずれのものは売れないから、品物が店先から消えているのは当然です。
同じように、麦藁帽子を冬に買う人はいません。必要がないからです。品物があったとしても誰も見向きもしません。仮に夏の売れ残りがあったとすれば、在庫処分で、ただ同然で売ってくれるでしょう。
この誰もが見向きもしないときは、安く買えますからの絶好のチャンスということになります。 その後訪れる暑い季節に買うよりはるかに安く買え得することになります。
「麦藁帽子を冬に買え」というのは、この安い時に買うという原則を教える格言です。
「麦藁帽子は、冬に買え」と同じように、「お金や投資の知識は、必要の無い時学べ」です。
今は、お金の勉強は不要。
マネー運用なども不要。
投資の勉強も不要。
運用するほど資金がない。
などと考えず、しっかりとしたお金の知識を見につけておけば、夏が来訪れると活躍します。 冬からいきなり秋、冬にはなりません。
誰もが、知識の必要性を感じ出した時、注目した時から、同じように学んでも、夏に麦藁帽子を買っているのと同じです。
するとどうでしょう。
勉強を始めて運用や投資が出来るようになるころには、市場はピークを過ぎ夏から冬に向かうことになり、勉強し、そのころから初めて投資すると冬に向かう状況下で始めてしまい、いきなりから失敗することが往々にしてあります。
本当は、相場環境が冬である時に勉強を始め、夏に向かう状況で、スタートできるようにするのがよいにも関わらず、市場が沸いて周りが騒ぎだすと自分も始めてみようかなと行動に移すものです。
これが、人間の心理かも知れませんが、ここで大きく差が出来ることだけは間違い有りません。
お金学院の講座の申込状況を見てもわかるのですが、株式、FX、商品市場が活況に沸いてくると受講のお申込みが一気に増えます。
しかし、そこから勉強を始めて、いざ市場に参加出来るころには、市場が休憩中であったり調整局面に遭遇することになります。
また、講座でもお申込が急増する中で受講して頂くのと、そうでない時に受講して頂くのとでは、余裕を持って勉強出来るか、慌ただしい中で勉強するか、身に付き方が違ってくるように思います。
訪れた夏は、また冬に向かうものですし、訪れた冬は、また夏に向かうものです。
テレビや新聞で、市場、相場の話題が増えてから勉強を始めたのでは遅いということです。
本来は、テレビや新聞で話題にならない時こそ勉強を始める時です。そすると、話題になるころには市場に参加できます。
お金の勉強は、「麦藁帽子は、冬に買え」と同じように、「必要の無い時」から勉強を始めて下さい。